宇都宮市栄町に暮らすUTSUNOMIYA-SAKAE areaguide

宇都宮市内にあるさまざまな施設へのアクセス性が魅力の宇都宮市栄町

栃木県の県庁所在地、宇都宮市の中心市街地内

宇都宮市栄町付近の街並み
宇都宮市栄町付近の街並み

栃木県の中部に広がる宇都宮市は北関東最大の人口を擁し、「栃木県庁」が置かれるなど、栃木県の中心地として発展してきた。古くは「宇都宮城」の城下町で、江戸時代には日光街道と奥州街道の宿場町としても栄えた。

多彩な公共サービスをワンストップで活用できる「宇都宮市民プラザ

「栃木県庁」も近い
「栃木県庁」も近い

栄町は、宇都宮市の中心市街地内に位置する。栄町のすぐ西側には塙田(はなわだ)があり、ここには「栃木県庁」や「栃木県立図書館」、さらにその隣にある本町には「栃木県総合文化センター」など多くの行政機関や公共施設が集まり、栃木県の行政の中心として機能している。

さらに栄町から東通りを南下し「大通り一丁目」交差点を西に進んだ馬場通りには「二荒山神社」や「うつのみや表参道スクエア」などがある。「うつのみや表参道スクエア」の5階と6階にある「宇都宮市民プラザ」にも、行政手続きができる「バンバ出張所」や、「宇都宮市立図書館」で予約した本などの受け取りや返却、期限の延長ができる窓口「図書館ブランチ」があり便利だ。さらに、室内に遊具がそろい子どもがのびのび遊べる「ゆうあいひろば 子どもたちのあそび広場」などもあり、多彩な行政サービスを身近に活用できる。

「宇都宮市民プラザ」も入る「うつのみや表参道スクエア」
「宇都宮市民プラザ」も入る「うつのみや表参道スクエア」

栃木県の交通拠点「宇都宮」駅

東北新幹線も停車する「宇都宮」駅
東北新幹線も停車する「宇都宮」駅

栄町はJR「宇都宮」駅と東武線「東武宇都宮」駅の両方にアクセスしやすい。「宇都宮」駅にはJR東北本線・日光線・烏山線・東北新幹線・山形新幹線が乗り入れる。「宇都宮」駅から東北新幹線に乗れば「東京」駅まで最速53分(通勤時間帯)で到着する。

JR宇都宮線は、「湘南新宿ライン」の名称で、「新宿」駅経由で宇都宮線と横須賀線との直通運転があり、また「上野東京ライン」の名称で、「上野」駅・「東京」駅経由で宇都宮線と東海道線との直通運転がある。湘南新宿ラインは「横浜」駅や「熱海」駅、「鎌倉」駅などにもダイレクトアクセス可能だ。

「東武宇都宮」駅
「東武宇都宮」駅

「東武宇都宮」駅からの東武宇都宮線は「新栃木」駅から東武日光線が利用できて日光方面への利用に便利だ。さらに「東武動物公園」駅から東武伊勢崎線の利用ができて、浅草方面や群馬方面などへの移動に活用できる。

またアクセス面では高速バスの運行も大きな魅力で、「宇都宮」駅からは「羽田空港」や「成田空港」へ、「東武宇都宮」駅からも「羽田空港」への直通バスがあり、飛行機を利用するならバスが便利だ。

次世代型路面電車「LRT(Light Rail Transit)」の開通で公共交通と自家用車のバランスが取れた交通体系が実現

宇都宮市栄町付近の東通り
宇都宮市栄町付近の東通り

栄町には東通りや県庁前通りなど宇都宮市の幹線道路が通り、各方面へのカーアクセスも良好だ。宇都宮市郊外には宇都宮環状道路が整備され、中心市街地の混雑も緩和された。

宇都宮芳賀ライトレール線「宇都宮駅東口」停留場
宇都宮芳賀ライトレール線「宇都宮駅東口」停留場

宇都宮市では公共交通と自家用車を使い分け、誰もが便利に暮らせる交通未来都市うつのみやを目指している。その一環が、2023(令和5)年8月26日に開業した宇都宮芳賀ライトレール線だ。まずは「宇都宮駅東口」停留場から「芳賀・高根沢工業団地」停留場間の約15kmを予定しており、2030年代前半には「宇都宮駅東口」停留場から「宇都宮」駅西口、「東武宇都宮」駅付近を経由し「栃木県教育会館」付近まで延伸される予定で、実現すれば栄町からの利用も便利になる。

八幡山公園」をはじめとした豊かな緑を堪能

「宇都宮タワー」もある「八幡山公園」
「宇都宮タワー」もある「八幡山公園」

宇都宮市には緑を楽しむスポットも多い。栄町に隣接する塙田には「八幡山公園」がある。ここは自然の丘陵を活かした公園で、約800本の桜と約700株のツツジなど花の名所としても知られる。宇都宮市内を一望できる「宇都宮タワー」やゴーカートなどがそろう「アドベンチャーU」、タンチョウヅルやウサギが飼育されている「動物舎」など見どころも多い。

栄町から約1.4kmほど南へ進むと、「宇都宮城」の跡地があり、現在は「宇都宮城址公園」として整備され、「清明台」や「富士見櫓」などが復元された。ここは「うつのみや城址祭り」や「宇都宮餃子祭り」などのイベント会場にもなっている。

さらに栄町から約1kmほど南を流れる「釜川」の川沿いは「かまがわプロムナード」として整備され、水辺を四季折々の花が彩る。田川沿いにも「田川サイクリングロード」や「田川河川敷遊歩道」があり、散策も心地よい。

交流施設の誕生や再開発でさらに「宇都宮」駅周辺が発展

ショッピング施設やホテルの複合施設「Utsunomiya Terrace」
ショッピング施設やホテルの複合施設「Utsunomiya Terrace」

「宇都宮」駅周辺は都市インフラ整備も進む。「宇都宮」駅東口では、2021(令和3)年に「宇都宮脳脊髄センターシンフォニー病院」が開院、2022(令和4)年にはホテルやショッピング施設が入る「Utsunomiya Terrace」、噴水がある広場「宮みらいライトヒル」、2,000人規模のホールがある「ライトキューブ宇都宮」が続々とオープンした。

また、「宇都宮」駅西口南地区でも再開発が進められている。2025(令和7)年にはショッピング施設などが入る地上20階の再開発ビルが完成予定で、デザインはランドマーク性のあるものとされ、「宇都宮」駅西口のシンボルになることも期待されている。

そのほか、宇都宮市では口コミによる情報発信を活用し、街を盛り上げる市民応援団「teamNEXT」が活動中で、広くメンバーを募集している。こうした官民共同の取り組みで宇都宮の街全体が発展していきそうだ。

宇都宮市の中心市街地内に位置し、交通などの利便性に恵まれ、最寄り駅周辺の将来の発展も期待される栄町。ここは長く快適に暮らせる街と言えるだろう。

宇都宮市内にあるさまざまな施設へのアクセス性が魅力の宇都宮市栄町
所在地:栃木県宇都宮市